生後1週間の息子に哺乳瓶でミルクを上げる。
息子も「どうやらこの人は、ミルクをくれる人みたいだぞ」との認識はしてくれているのか、
抱っこすると泣き止むようになった。

ミルクを何回かあげた経験がある人なら、わかると思うが、ミルクを飲むときの手の動きや位置に注目すると面白い。

1.ミルクをゴクゴク飲みたい(飲んでる)時
2.そんなに飲む気が無い時
この2つの見分け方は簡単だ。子どもの手の位置が大きく違う。

ゴクゴク飲んでいるときは、手を顎の下あたりにかまえ、ファイティングポーズをとる。ミルクという唯一のエネルギー源を確保するため、生存競争に勝つために、まさに戦っている感じだ。

もう一つ、そんなに飲む気が無い時は手がダランと下がり、肩の力も抜けている。飲み疲れて電車で寝ているサラリーマンのよう。

そして、3つ目の動きを発見した。
3.「もうええわ」と哺乳瓶を押し返す仕草である。

1のファイティングポーズから勢い良く飲んだ後に、「もうええわ」との意思を私に伝えるかのように、顎の下にあった両手を使い、哺乳瓶を引き剥がそうとする。
生後1週間でも、意思を伝えるために、手を器用に使い、意思疎通を図ろうとする赤ちゃんの完成度の高さ、賢さに感動を覚えた。

言葉は使えずとも、全身で我々親に何かを訴える仕草は、可愛くもあると同時に、神秘性や生存本能のようなものを感じることができる瞬間だ。